3月14日の土曜日は法華寺の協議会でしたので、昼からお寺に行っていました。
高照会館へ行く途中、本当に綺麗なピンクの花をいっぱい咲かせた樹木があり、小鳥も来ていました。
写真を撮りましたが、残念ながら陽の加減でうまく写っていません。
本当に綺麗なピンクなピンクだったので、私はてっきり桃の木だと思っていましたが、後から他の人に聞くと「イヤあれは梅だ。」とのことでした。
確かに帰って前に写した写真を見てみると、中門の中にある御所から移し替えたという梅の木も同じように綺麗なピンクでした。
しかし私には、桃と言われた方がピッタシの気がするのですが。
協議会終了後、新大宮の駅近の喫茶店でコーヒーを取りました。
私は新聞を取っていないので、喫茶店などで新聞を読み始めると、つい時間をかけて詳しく読んでしまいます。
北陸新幹線開業の記事で、小林一茶の加賀前田公の参勤交代を詠んだ「御供は霞をひきけり加賀の守」という句に出会いました。
つまり参勤交代の際のお供が一番多い時で4000人、少ないときでも2000人だったそうです。
すごいと言うか、あきれると言うか、確かに後ろの方は霞をひくことになるのでしょう。
この行列が、富山、上越、長野、信濃追分へ到り、ここから中山道に入って、12泊13日をかけて江戸に向かったそうで、新幹線「かがやき」はこのルートとほぼ同じコースを辿って、2時間28分で東京と金沢と繋いでいるそうです。
ビックリしたのは、「波よけ人足」という人たちが居たそうで、「親知らず」の海岸線を通るときには、行列に波がかからない様に700人の「波よけ人足」が人垣を作っていたとのことです。
「大阪都構想」について、3月13日の大阪市議会において、府との「大阪都構想の協定書」が可決されたとことで、5月17日には大阪市の住民投票が行われるそうで、この住民投票の結果は法的な拘束力があるそうです。
兵庫県民なので「~そうです。」などと他人事のような書き方をして、「申し訳ないなあ。」とは思うのですが、このような政策決定のルートは「大都市地域特別区設置法」という法律に基づいているそうで、このような法律の名前も存在もまったく知りませんでした。
しかし弁護士といえども、星の数ほどある法律を知っている訳ではなく、特に行政分野では知らない法律の方が圧倒的に多いのです。
また東大寺の「木造弥勒仏像」と醍醐寺の「木造虚空蔵菩薩立像」の2つが文化審議会により国宝指定に推挙されたとの記事もありました。
「木造弥勒仏像」は平安期の作だそうですが、「東大寺の大仏のモデルになった。」という伝説が広まっていたそうで、大仏様そのものです。
また村上水軍の海上通行証である「過所船旗」というものが文化財指定に推挙されたとのことで、一度見てみたいものだと思いました。
明日は朝から近江八幡へ行きます。
毎年この時期、地元の方から「左義長」という近江八幡の雄大、絢爛なお祭りに招待してもらっています。